フィンランド日記③

昨日(9月6日)の経験があまりにも素敵すぎたので記事に残します。

昨日の研修後、社員さんの家のホームパーティーに招いていただきました。現地の社員さんやその奥さん、その友人など、私たちを含め8人が参加しました。松茸ご飯をはじめとする美味しい料理をたくさん食べました。参加した人の中にはフィンランド人と結婚してこっちに来た人や、日本での生活に辟易してワーホリで来た人がいました。色々な選択があり、素敵でした。参考になります。

夜の8時くらいから社員さんの家の目の前の湖でサップをしました。初めてでしたが、落ちることもなく楽しめました。こっちは夜の9時でもまだ夕日が沈み切っていません。優雅に楽しみました。その後、社員さんの家にあるサウナに入り、自由にロウリュをし、湖に飛び込みました。サウナは日本のものより低温で、息苦しくありません。ロウリュの水にオイルを入れてあるので、とてもいい匂いがしました。湖に想いっきり飛び込んだ時は、足がつかず一瞬焦りましたが、上手く水面に浮かぶと気持ちがよかったです。その後船着き場みたいなところで寝ころびました。星が少し出ていて、風が気持ちよくて、フィンランドに来てよかったと心から思えました。

実は私、ずっとフィンランドにあこがれていました。知っている人もいると思いますが、一時期フィンランドに移住してサンタクロース村で働きたいと思っていました。今でも心のどこかで思っているかもしれません。今回実際にフィンランドに来て、いろいろな人の話を聞いて、フィンランド生活めちゃめちゃいいなと思いました。理想が理想のまま実現している感じです。

サンタクロース村のあるロヴァニエミという場所は、日本人観光客が今とても多いので日本語しか話せなくても仕事があると実際に住んでいる方がおっしゃっていました。これはチャンスかもしれません。

ただ、今はやはり出版社で働きたいという想いが改めて強くなっています。倍率すごいので現実的ではないですがね。あとこっちに移住したら日本の漫画やアニメ、そういうイベントに気軽に触れられなくなるのも少し嫌です。あと日本食が気軽に食べられないのは結構つらい。

とりあえず日本で就活して、やれるとこまで挑戦してみて、行き詰まったらこっちに来ちゃうのもアリかな、と考えたり。人生の見方が少しずつ変化していっている1週間でした。