わたしと東大

さてさて、前日はいろいろなことがありましたが、なんといっても私たちの目的は五月祭で演舞することです。真面目にやりました。ちなみに、読み方は「ごがつさい」らしいです。

朝10時に男子陣と待ち合わせだったので、ゆっくり支度しました。ヘアアイロンの貸し出しがありがたかったです。K・Iさんと二人でホテル目の前のセブンに行きましたが、おにぎり系が何もなかったので別のローソンに行きました。朝の歌舞伎町は静かでしたが、道路に転がっているゴミや吐瀉物が夜明け前の様子を物語っています。

男子陣と合流し、地下鉄で東大へ向かいました。東大の近くに家家家がありました。赤門は閉鎖されていました。一般客がたくさんいて歩くのも一苦労でした。

適当に買い食いしながら歩きました。軽音とかのステージが豪華で格差を感じました。敷地内にスタバもありました。建物も趣があって綺麗で、緑も豊かで、素敵なところでした。さすが日本最高峰。

昨日歌舞伎町を見ていたからこそ、複雑でした。よく統計でもありますが、東大生は幼いころからちゃんと教育を受け、塾や私立に通わせてもらっている人が大多数なはずです。本人の努力もありますが、そもそも努力できる環境って大事です。二日間でこれほど日本社会の格差を感じることは後にも先にもない気がします。どんなゼミや講義よりも学びが多いと感じました。今回の経験が、今後の大学での学びや奨学金の成果報告につなげられそうです。

適当に時間つぶし、14時15分ごろに会場である七徳堂に着きました。しましまダイアリーさんと合流するためです。金曜あたりに急に連絡がきて、なんと演舞を見に来てくださるとのこと。お忙しい中ありがとうございました。元気そうでよかったです。差し入れもいただいちゃいました。

15時前に大体の大学が集まりました。5人で来ていたのは北大だけで、3年目の先輩が少し焦っていました。まあ、そもそも演舞がない流派だからどうすればいいのかわからなかったわけで、しょうがないですね。演武会は15時40分ごろから始まりました。最初に東大生が披露し、その後招待校の出番です。北から南の順番だったので、私たちがトップバッターでした。緊張しました。うまくいって良かったです。動画見たい人は声かけてください。東大合気道部のYouTubeにも動画が上がっています。

他の流派を見ていて思ったのですが、すごい静かですね。優雅で、受け身もあまり音がしていなかった気がします。同じ合気道なのに面白いと思いました。

演武会は17時ごろに終わりました。記念撮影をして着替え、東大合気道部70周年記念式典に参加しました。

この式典がやばかったです。以下、ヤバポイントです。
①会場が医学部研究棟の最上階。14階建てです。スカイツリーが綺麗に見えました。

②OBさんがいっぱい。代表挨拶をしたのは第3代の主将(87歳)。この人物の名は、亀井静香さん。知らない人はググってください。衝撃的です。こんなすごい人物がゴロゴロいると考えたらぞっとしますね。OB会からの支援が手厚いわけが分かりました。日本縦断とか南米遠征とかアメリカ横断とかが出来る理由が分かります。部員が減ったときは、伝説の100万円パンフレットなるものが作られたそうです。

③運営が大変そう。東大の部員と勘違いされ、とある初老の方に話しかけられたのですが、運営に対する愚痴のようなものを聞かされそうになったので北大生だとすぐに伝えました。謝られました。三役の人とかは大変そうです。大金が絡むから、胃に穴が開きそう。

④懇親会の会場がえぐい。カポ・ペリカーノというイタリアンでした。式典会場の一階下です。つまり医学部研究棟13階にあるということです。立食パーティーで、お洒落なおいしいものがたくさんありました。飛行機の関係上食べる時間が15分ほどしかなく、存分に堪能することは出来ませんでしたがおいしかったです。他大学の人とももっと話したかったです。

人生における貴重な経験でした。とても楽しかったです。

帰りはかなりドタバタでしたが、無事に23時半頃家に着きました。

次に本州に行くのは、7月13、14日です。東京大会です。私は打ち込みと応自に出る予定です。応自の準備もぼちぼち始めなきゃやばいですね。頑張ります。
個人的に、女子綜合がないのが気に食わないです。野蛮な方が楽しいじゃん。性別で試合分かれているんだし、よくないか?