わたしと歌舞伎町
五月祭、行ってきました!めちゃくちゃ濃くて楽しい2日間でしたが、いろいろ考えさせられました。社会勉強です。長いですが、お付き合いください。
本当は木曜に帯染めしようとしたら前日のキャンパスクリーンデーで鍋捨てられていた話や、そのあと外に落ちてたヘドロが溜まった激臭鍋を洗って使った話、染料こぼしてズボンをダメにした話、金曜朝8時半から朝練して五月祭の練習をした話、そのあと55代主将とマルハで教育について論じた話、学び多い総合商社セミナー、Y・Sと夢見てなんぼに行った話など書きたいことはたくさんあるのですが、次回予告通りに書きますね。
さてさて、札幌駅を朝9時に出て空港へ向かい、12時半頃に東京に着きました。空港でもう察します。暑すぎる。タンクトップにシアーシャツとだいぶ薄着で来ましたが、ダメでした。タンクトップで十分です。ちなみに気温は30度でした。
一行はまず浅草に向かいました。浅草に来たのは受験直後の春休みぶりです。3月20日とかだったと思います。友達と観光し、おみくじで凶を引き、スカイツリーで北大の合格発表を見たことが懐かしいです。56代主務が兄貴に会うらしく、彼を置いて先に観光を始めました。三社祭やってて激混みでした。色々食べながら56代主務と合流し、そばを食べ、浅草寺に向かいました。おみくじは吉でしたが、いいことしか書いてありませんでした。あまりにも自分に当てはまりすぎて、この通りになる予感がします。春よ、来い。ちなみに3人凶でした。(56代主将、主務、K・Iさん)
その後、秋葉原に向かいました。中一ぶりです。目当ては私とK・Iが発案したメイドカフェです。ぼったくられるのは嫌なので、安全そうなところを選びました。めいどりーみん秋葉原本店という有名なところです。しかし、入国料たるものが高くて断念。仕方なく歩きながら、立っているメイドさんからチラシを貰いました。皆さんへのお土産です。
秋葉原から新宿へ。K・Iさんは新宿がほぼ地元なので、案内してもらいました。さすがに歌舞伎町には詳しくないそうですが、危ないところなどは一応知っていたようです。
新宿駅に着き、荷物を置くためにホテルに向かいました。17時半頃でまだ明るかったので、そこまで怖くはありませんでしたが、トー横はそこそこ荒れていました。道路も汚かったです。
先にホテルレビューをします。今回泊まったホテルはカプセルホテル新宿510です。大久保公園の隣にあります。男女で完全に分かれていて、安全でした。外観はボロく、苫小牧の新川を思い出しました。しかし!中はちゃんと清掃されていて快適でした。女性しかいないため静かで安心です。ロッカーの横幅が狭くリュックを入れるのは大変でした。浴場もきれいで、サウナもありました。(女子限定らしい)漫画コーナーでは、コナンやドラゴンボール、ワンピースといった有名なものからマニアックなものまでかなりの数がありました。呪術回線や推しの子、スパイファミリーといった最近のものもあってテンション上がりました。カプセルも清潔で爆睡できました。押し入れの中で寝ていた子供のころの記憶がよみがえりました。睡眠負債が少し解消された気がします。
さて、本題に入ります。ホテルに荷物を置き、5人でお散歩を始めました。まず、バカでかいホストの看板がたくさんありました。近くの自販機には落書きがたくさんありました。エナジードリンクが大量に売っていましたが、売り切れていたのはビタミン取れるフルーツのドリンクだけで面白かったです。歩いていると、天気の子に出てきた建物がいくつかありました。テンション上がりました。
ぶらぶら歩き飲食店を探し、歌舞伎町一番街のアーケードのところで集合写真を撮りました。何とも治安が悪いですね。
どこでご飯を食べるか思いつかないまま歌舞伎町タワーに向かいました。中の居酒屋はギラギラしていました。北海道を売りにした店でクラーク像がありました。
歌舞伎町タワーの外の階段で腰を下ろし、ご飯屋を探しました。話がまとまらなかったので新宿駅の方に向かおうとしたところ、ちょうどいい感じのステーキ&ハンバーグ屋を見つけました。ご飯とスープ飲み放題で、ごっつあん先にちょうどよさそうな店でした。
20時頃店を出て、せっかくなので夜の歌舞伎町探索開始です。以下、感想です。
・トー横
夜になったら一変しました。まず、コンカフェとかのキャッチがずらっと並んでいました。よく話題になるトー横キッズもいました。集団でお酒を飲み道路に寝ころび、男女が深いキスをしていました。5歳くらいの子どももいました。多分親がトー横キッズです。刺激が強すぎました。怖くてK・Iと腕を組んだほどです。異様でした。
・トー横のセブン
おっさんが未成年と思われる数人を引き連れてお酒を買っていました。ストゼロの500にストローを刺して飲んでいました。床がなぜかバキバキでした。
・TOHOシネマのトイレ
トー横のトーの部分です。トイレに行きたくなったので寄りました。しかし、専用のコインが必要で使えませんでした。犯罪対策でしょう。外では高校生くらいの女の子が泣いていました。仲間と思われる子たちが数人で慰めていました。
・ゲーセン
名前は忘れました。トイレを借りました。56代副将が音ゲーやっていました。めちゃめちゃすごかったです。感動しました。
・ホテル街
カプセルホテルに向かう道、どこを見てもホテルしかありませんでした。
・大久保公園
最後に大久保公園を一周してホテルに戻りました。立ちんぼの女性はほとんどいませんでした。地雷系の女の子二人とおっさん二人が話しているくらいです。あと殴られ屋らしき人がいました。
ざっとこんな感じです。異世界でした。すすきの、治安良すぎないか?私は社会学研究室に所属しており、子供の貧困や格差社会にも関心があります。あそこにいた子たちが抱える背景を考えると何ともいえない気持ちになりました。私の実家は築50年の県営団地で、周りには訳アリの人が多くいたのですが、中にはトー横キッズになってYouTubeにたまたま出ていた子がいました。(私の実家は訳アリではないですよ!)ちなみに同級生8人中約半数が片親で、大学進学したのは私だけです。中卒も何人かいます。自分がどれだけ恵まれているか痛感しました。私は反抗期がひどく、今まで親に文句ばかり言いたくさん責めてきましたが、本当に感謝しかないです。せっかく大学で学ぶからには、こういう問題に少しでも貢献できる何かをつかみたいです。あと大きくなったら親に一軒家をプレゼントしてあげたいです。老後は猫を飼いながらゆっくり暮らしてほしいです。頑張ります。(ちなみに親にこのことを言うと、そんなものはいいからVRのゲーム機やバイオハザードのソフトをよこせと言われます。なんなんだ。)
私の知り合いの非行少年たちの話はなかなかやばいので、いつか書きますね。
実はマルハで55代主将と教育について論じた際、「ケーキの切れない非行少年たち」という本の話になってお借りすることになり、飛行機の中で読んでいました。だからこそ、なおさら今回のトー横の話を深く考えられました。
なんだか暗い話になってしまいましたね。めちゃめちゃ楽しかったですよ。K・Iさんと私は21時くらいにはホテルに戻りましたが、56代の方はバッティングセンター行ったりトー横でお酒飲んだりしていたっぽいです。楽しそうでした。
結論:55代主将は間違いなくいいパパになる。
次回予告:わたしと東大